テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は25日、男子シングルス準々決勝が行われ、第9シードの
R・ナダル(スペイン)が第3シードの
M・ラオニッチ(カナダ)を6-4, 7-6 (9-7), 6-4のストレートで下し、3年ぶり5度目のベスト4進出を果たした。ナダルが四大大会でベスト4に進出するのは、2014年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)以来。
>>フェデラーvsワウリンカ 1ポイント速報<<>>全豪OP 対戦表<<第1セット、序盤は両者ともにサービスキープが続くも、ナダルが展開の早い攻撃で第7ゲームで先にブレークに成功してこのセットを先取。
第2セット、ナダルは第10ゲームで3本のセットポイントを握られるも驚異的な粘りでこれを死守。続くタイブレークを制して準決勝進出に王手をかける。
第3セットも勢いが衰えないナダルは、第10ゲームでブレークに成功して勝利した。
準決勝では、第15シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。両者は今回が9度目の対戦で、ナダルが7勝1敗と大きく勝ち越している。ディミトロフは同日の準々決勝で第11シードの
D・ゴファン(ベルギー)をストレートで下して、先に準決勝進出を決めていた。
ナダルは、今大会3回戦でフルセットの激闘の末に第24シードの
A・ズベレフ(ドイツ)を撃破。4回戦では粘る第6シードの
G・モンフィス(フランス)を振り切ってここまで勝ち進んだ。
過去の全豪オープンでは、2009年に
R・フェデラー(スイス)を破ってタイトルを獲得。2012・2014年にも決勝進出を果たしている。
一方、敗れたラオニッチは、2年連続の準決勝進出とはならなかった。
■関連ニュース■
・日本ペア 史上初の決勝ならず・錦織 フェデラー戦で見せた執念・王者マレー「落胆してる」