テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は22日、男子シングルス4回戦が行われ、第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)が世界ランク89位の
A・セッピ(イタリア)を7-6 (7-2), 7-6 (7-4), 7-6 (7-4)のストレートで下し、2年ぶり4度目のベスト8進出を果たした。
>>全豪OP 対戦表<<この試合、全てのセットでタイブレークにもつれる接戦となったが、ファーストサービスが入った時に80パーセントの高い確率でポイントを獲得したワウリンカが、数少ないチャンスをものにし、2時間43分で勝利した。
準々決勝では、第12シードの
JW・ツォンガ(フランス)と対戦する。両者は今回が8度目の対戦で、ワウリンカの4勝3敗。直近は2015年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)準決勝で、この時はワウリンカが6-3, 6-7 (1-7), 7-6 (7-3), 6-4で勝利している。
今大会、ワウリンカは1回戦で
M・クリザン(スロバキア)、2回戦で
S・ジョンソン(アメリカ)、3回戦で第29シードの
V・トロイキ(セルビア)を下しての勝ち上がり。全豪オープンでは2014年に四大大会初のタイトルを獲得。昨年は4回戦で
M・ラオニッチ(カナダ)にフルセットで敗れた。
一方、敗れたセッピは全豪オープン初の8強入りとはならなかった。これまでの最高成績は2013・2015年の4回戦進出。昨年は3回戦で敗退した。
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