テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は20日、男子シングルスで5年連続のベスト16進出を果たした第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)が試合後の会見で、第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)を破った世界ランク117位の
D・イストミン(ウズベキスタン)を「本当にすごいプレーをしていた」と絶賛した。
>>錦織vsフェデラー 1ポイント速報<<>>全豪OP 対戦表<<2014年の全豪オープン覇者であるワウリンカは「試合を少し見ていた。チームの一員でもなく、実際何が起きていたかわからない自分が語るのは難しい。外からの意見は、いつでも何とでも言える」と続けた。
2015年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)と2016年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)の決勝でジョコビッチを破り優勝していることについては「そうかもしれないけど、彼(ジョコビッチ)はとても大切な試合で自分を倒している」と全豪オープンで6度の優勝を誇るジョコビッチの強さを痛感しており、ワウリンカは5勝19敗と負け越してる。
また、記者たちに対してワウリンカは「準々決勝や準決勝で誰と対戦するかなどの質問をあまりするべきではない。テニスはいつも難しい。僕らはいつも試合のする度に集中しなければならないし、あまり先のことは考えてはいない」と選手側の意見を述べた。
ベスト8進出をかけて、4回戦ではノーシードから勝ち上がってきた
A・セッピ(イタリア)と対戦する。
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