テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は19日、男子シングルス2回戦が行われ、3連覇と7度目の優勝を狙っていた第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク117位の
D・イストミン(ウズベキスタン)に6-7 (8-10), 7-5, 6-2, 6-7 (5-7), 4-6のフルセットで敗れる大波乱が起きた。ジョコビッチが全豪オープンで3回戦を前に敗れるのは、初戦敗退を喫した2006年以来11年ぶり。
>>錦織vsラコ 1ポイント速報<<>>全豪OP 対戦表<<この日、イストミンの鋭いショットに苦戦を強いられたジョコビッチは第1セットを落とすも第2・第3セットを連取し、勝利へ王手をかけた。
しかし、その後も勢いが衰えないイストミンに挽回を許してしまい、まさかの2回戦敗退となった。
全豪オープンでは2008・2011・2012・2013・2015・2016年に優勝している。
2016年にジョコビッチはシーズン前半で圧倒的な強さを見せていたが、世界ランキングで2014年の7月7日から守ってきた世界ランク1位の座から2年ぶりに2位へ転落。記録は122週でストップした。
ATPワールドツアー・ファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)では安定した戦いで決勝進出。しかし、
A・マレー(英国)にストレートで敗れ、5連覇と
R・フェデラー(スイス)に並ぶ史上最多6度目の優勝とはならなかった。また、世界ランキングで3年連続5度目の年間1位も逃した。
今シーズンは開幕戦のカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ 、ハード、ATP250)決勝で世界ランク1位のマレーを下して2連覇を果たし、今大会に臨んでいた。
一方、大金星をあげたイストミンは、3回戦で第30シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)と対戦する。カレノ=ブスタは2回戦で
K・エドモンド(英国)をストレートで下しての勝ち上がり。
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