男子テニスツアーのBNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ、ハード、ATP1000)は4日、シングルス準々決勝が行われ、第7シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)と第11シードの
JW・ツォンガ(フランス)が敗れたことにより、第6シードのD・ティエムがツアー最終戦のATPワールドツアー・ファイナルズ(イギリス/ロンドン、ハード)に初出場することが決まった。
>>BNPパリバ・マスターズ対戦表<<22歳のティエムは、今シーズンアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、ATP250)、アビエルト・メキシコ・テルセル(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)、ニース・コート・ダジュール・オープン(フランス/ニース、レッドクレー、ATP250)、メルセデス・カップ(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)の4大会でタイトルを獲得。全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では四大大会初のベスト4進出を果たした。
今大会は、初戦の2回戦で
J・ソック(アメリカ)にストレートで敗れていた。
ATPワールドツアー・ファイナルズに出場するために、ツォンガは今大会で優勝、ベルディヒは準決勝に進出することが必須の条件だった。
ATPワールドツアー・ファイナルズに出場するのは、ティエムの他に
N・ジョコビッチ(セルビア)、
A・マレー(英国)、
S・ワウリンカ(スイス)、M・ラオニチ、
錦織圭、
G・モンフィス(フランス)、
M・チリッチ(クロアチア)の全8選手。
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