男子プロテニス協会のATPが毎年行っているATPワールドツアー・アワードへの投票が今年も行われており、最もスポーツマンシップに則ったプレーヤーに贈られる「ステファン・エドバーグ・スポーツマンシップ・アワード」には
R・フェデラー(スイス)らが選出された。
選手達によって投票されて選ばれるのが「ステファン・エドバーグ・スポーツマンシップ・アワード」。この賞は、シーズンを通してプロとしての高い認識を持ち、他の選手達へフェアな振る舞いを示し、コート外でもテニスへ貢献するような活動をしている選手を、他の選手達が選ぶ。
今年「ステファン・エドバーグ・スポーツマンシップ・アワード」にはフェデラーらがノミネートされた。フェデラーはこれが12度目のノミネート。2010年に受賞したのは
R・ナダル(スペイン)。加えて、
A・マレー(英国)、
S・ワウリンカ(スイス)もノミネートされている。
また、最も成長した選手に送られる「モースト・インプルーブド・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」には、5月にトップ10デビューを果たした23歳の
D・ティエム(オーストリア)、そしてトップ20入りに成功した22歳の
L・プイユ(フランス)、19歳の
A・ズベレフ(ドイツ)が選出。
加えて、26歳の
D・エヴァンス(英国)はこの1年間でランキングを130上げ自己最高位の53位を記録した活躍から、この賞にノミネートされている。
今年最も復活した選手に送られる「カムバック・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」には、
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)が2011年に次ぐ2度目のノミネートとなった。これまで2回ノミネートされたのは、
T・ハース(ドイツ)(2004年、2012年)と
S・ブルゲラ(スペイン)(1997年、2000年)に次ぐ3人目となる。
デル=ポトロに加えて、
J・ベネトー(フランス)、
I・カルロビッチ(クロアチア)、
F・マイヤー(ドイツ)がノミネートされた。
このATPワールドツアー・アワードの各賞は、ATPの公式サイト上で投票が行われている。
各賞の受賞者は、男子ツアー最終戦であるバークレイズATPワールド・ツアー・ファイナルズに先駆けて発表される。
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