男子テニスの国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ入れ替え戦(プレーオフ)日本対ウクライナ(日本/大阪、ハード)は16日、シングルス第1試合が行われ、
ダニエル太郎が
S・スタコフスキ(ウクライナ)を7-6 (7-4), 7-6 (7-2), 6-1のストレートで下し、日本は1勝目をあげる白星スタートを切った。
>>西岡vsマルチェンコ1ポイント速報<<>>錦織組vsスタコフスキ組1ポイント速報<<ダニエル太郎は当初A・スミノルフ(ウクライナ)と対戦する予定だったが、ウクライナが試合前にスタコフスキへ変更した。
この試合、第1セットの第10ゲームでスタコフスキのサービング・フォー・ザ・セットを迎えるも、ダニエル太郎がブレークバックに成功。
その後もスタコフスキのネットプレー・バックハンドのスライス・ドロップショットの緩急をつけたテニスに苦戦するも、第1セットを先取する。
第2セットもタイブレークの末に取って2セットアップとすると、第3セットは第1ゲームでブレークする好スタートを切ったダニエル太郎が主導権を握り、日本の1勝目をあげた。
同日のシングルス第2試合では
西岡良仁が
I・マルチェンコ(ウクライナ)と対戦する。
エースの
錦織圭は2日目に、
杉田祐一とのダブルスに出場する予定。
日本は昨年のプレーオフ コロンビア戦で、シングルスで錦織が2勝、ダニエル太郎が1勝をあげる底力を見せつけ、ワールドグループ残留を決めた。
今年3月のワールドグループ1回戦では、1勝2敗で迎えた最終日に錦織が
A・マレー(英国)とのエース対決に5-7, 6-7 (6-8), 6-3, 6-4, 3-6で惜敗し、通算1勝3敗で敗れた。
デビスカップは、初日に各国1位の選手と2位の選手によるシングルスをそれぞれ行う。2日目にダブルス1試合、最終日の3日目は両国1位と2位同士のシングルス2試合の合計5試合が行われ、3勝した国が勝利する。
日本とウクライナの組み合わせは、以下の通り。
【大会1日目】
・シングルス第1試合:ダニエル太郎 7-6 (7-4), 7-6 (7-2), 6-1 S・スタコフスキ
・シングルス第2試合:西岡良仁 vs I・マルチェンコ
【大会2日目】
・ダブルス第1試合:錦織圭/ 杉田祐一 vs D・カレニチェンコ(ウクライナ)/ S・スタコフスキ
【大会3日目】
・シングルス第1試合:ダニエル太郎 vs I・マルチェンコ
・シングルス第2試合:西岡良仁 vs A・スミノルフ
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