リオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)は13日、テニスの男子シングルス準決勝が行われ、第4シードの
錦織圭は第2シードの
A・マレー(英国)に1-6, 4-6で完敗して初の決勝進出を逃し、日本勢96年ぶりのメダル獲得は3位決定戦へ持ち越された。
>>錦織vsマレー1ポイント速報<<>>男子シングルス対戦表<<第1セットを33分で落とした錦織は、第2セットもマレーに主導権を握られ、第5ゲームでは得意のドロップショットをネットにかけてブレークを許してしまう。
第7ゲームは何とかサービスキープしたが、その後もマレーからブレークすることが出来ず、対戦成績を1勝7敗とした。
日本勢のメダル獲得は、1920年のアントワープ・オリンピック(ベルギー/アントワープ)で
熊谷一弥が獲った男子シングルス・ダブルスの銀メダルが最後。96年ぶりのメダルを狙う錦織は、3位決定戦で第3シードの
R・ナダル(スペイン)と
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)の敗者と対戦する。
前日の男子シングルス準決勝では第6シードの
G・モンフィス(フランス)に3本のマッチポイントを握られる崖っぷちから勝利し、初のベスト4進出を果たしている。
一方、勝利したマレーは、2012年のロンドン・オリンピック(イギリス/ロンドン、芝)に続きメダル獲得を確定させた。
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