男子テニス元世界ランク2位で2001年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)チャンピオンである
G・イバニセビッチ(クロアチア)が、世界ランク8位の
T・ベルディヒ(チェコ共和国)のコーチとしてチームの一員に加わると、ベルディヒのツイッターで明らかになった。
ベルディヒは「エネルギーに加え、選手として、コーチとしての経験を持つゴラン(イバニセビッチ)がチームの一員となるのは最高」とつぶやいた。
5月にベルディヒは、それまでコーチだったD・バルベルドゥ氏との関係に終止符を打つと、2カ月間はL・クタニャック氏と共に練習を積んでいた。
M・チリッチ(クロアチア)を指導して2014年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)優勝へ導いた実績を持つイバニセビッチは、W&Sマスターズ(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)からベルディヒのチームに合流する。
これまで、30歳のベルディヒはエースとしてチェコ共和国を2度のデビスカップ優勝へ導くも、自身は未だ四大大会のタイトル獲得に至っていない。グランドスラムの最高成績は2010年のウィンブルドン準優勝で、世界ランキングでは昨年に自己最高の4位を記録している。
(STATS - AP)
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