女子テニスのシティ・オープン(アメリカ/ワシントン、ハード、WTAインターナショナル)は21日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク136位の
尾崎里紗が同84位の
N・ブローディ(英国)を6-1, 5-7, 6-4のフルセットで下し、ツアー初のベスト8進出を果たした。
この試合、2度のブレークで第1セットを先取した尾崎だったが、第2セットの第12ゲームでブレークを許してセットカウント1-1とする。
ファイナルセットでも先にブレークを許すが、すぐさまブレークバックに成功すると試合の流れを掴み、勝利した。
今シーズン序盤、尾崎は世界ランキングで自己最高位を更新するなど好調を維持していたが、3月のBNPパリバ・オープン女子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード)で、元世界ランク5位の
E・ブシャール(カナダ)と対戦していた際に転倒し、右手を骨折してツアー離脱を余儀なくされた。
その後、復帰して全仏オープンとウィンブルドンの予選に挑むも、本調子とはいかず予選敗退。しかし、今大会前に自身のツイッターで「右手の怪我も、もうなんともありません!」と復活をアピール。
1回戦で第2シードで昨年覇者の
S・スティーブンス(アメリカ)を破る大金星。勢いそのままにブローディを下してWTAツアー初の8強入りを決めた。
準々決勝では、第6シードの
Y・プチンセワ(カザフスタン)と対戦する。
また、
青山修子と組んで出場しているダブルスでは、ベスト4進出を果たしている。
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