テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は4日、女子シングルス4回戦が行われ、世界ランク49位の
土居美咲は今年の全豪オープンを制した第4シードの
A・ケルバー(ドイツ)に3-6, 1-6の完敗で、四大大会初のベスト8進出とはならなかった。もし8強入りしていた場合、日本女子では2004年の
杉山愛以来12年ぶりだった。
>>土居vsケルバー 1ゲーム速報<<>>ウィンブルドン対戦表<<この試合の第1セット、土居は序盤から得意のフォアハンドで果敢に攻め続け、第2ゲームでブレークチャンスを握る。しかし、それを活かすことが出来ず、続く第3ゲームではミスを重ねてブレークを許し、セットカウント0-1。
第2セットは5ゲーム連取された土居は、その後も挽回することが出来ず、ストレート負けを喫した。
今年の全豪オープン1回戦ではマッチポイントを握るもケルバーに逆転負けを喫していおり、今回で5連敗となった。
今大会は1回戦で世界ランク73位の
L・キリコ(アメリカ)、2回戦で第15シードの
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)を破る金星をあげ、3回戦で同57位の
AL・フリードサム(ドイツ)を下しての勝ち上がりだった。
一方、勝利したケルバーは準々決勝で、第5シードの
S・ハレプ(ルーマニア)と第9シードの
M・キーズ(アメリカ)の勝者と対戦する。
また、同日には第5シードの
錦織圭が第9シードの
M・チリッチ(クロアチア)との男子シングルス4回戦に登場する。
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