テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は大会5日目の7月1日、男子シングルス3回戦が行われ、3連覇と4度目の優勝を狙う第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)は第28シードの
S・クエリー(アメリカ)と対戦し、6-7 (6-8), 1-6と2セットダウンの崖っぷちに追い込まれた時点で雨により中断、翌日へ順延となった。
>>錦織vsクズネツォフ1ゲーム速報<<>>ウィンブルドン対戦表<<この日、世界ランク1位のジョコビッチは第1セットをタイブレークの末に落とすと、第2セットでは2度のブレークを許してしまった。
両者は今回が10度目の対戦で、過去はジョコビッチから8勝1敗。2012年のパリ・マスターズから4連勝している。
今年の全仏オープンを制して生涯グランドスラム(全豪・全仏・全英・全米のグランドスラム全4大会で優勝)を達成したジョコビッチ。
現在、年間グランドスラム(同シーズンにグランドスラム全4大会で優勝)、さらに男子テニス界では誰も達成していない同一シーズンにグランドスラム4大会全てで優勝とオリンピックで金メダルを獲得する年間ゴールデン・スラム達成の可能性がある。
女子では
S・グラフ(ドイツ)が1988年に年間ゴールデン・スラムを達成している。
また、今大会の2回戦でA・マンナリノに勝利した時点で、グランドスラムの連続勝利数を30へ伸ばした。
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