男子テニスツアーのATPワールドツアー・ファイナル(イギリス/ロンドン、ハード)への出場権をかけた「RACE TO LONDON」(最終戦出場ランキング)が13日に発表され、
錦織圭は前週のメルセデス・カップ(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)で今季4勝目を飾った22歳のD・ティエムに抜かれ、5位に後退した。
今シーズン大きく飛躍しているティエムは、全仏オープンでグランドスラム初のベスト4進出。前週のメルセデス・カップでは準決勝で
R・フェデラー(スイス)を破るなどで栄冠を手にした。
この結果、前週大会出場がなかった錦織は5位に後退となった。
今週、錦織は今季初のグラスコートで行われているゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハーレ、芝、ATP500)に出場中。1回戦で世界ランク29位の
L・プイユ(フランス)を下して2回戦進出を決めている。
ゲリー・ウェバー・オープンにはティエムもエントリーしており、順調に勝ち上がると準々決勝で錦織と対戦する組み合わせ。
>>ゲリー・ウェバーOP対戦表<<また、今週はAEGON選手権(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)も同時開催しており、
A・マレー(英国)や
S・ワウリンカ(スイス)らが出場。しかし、ワウリンカは世界ランク53位のベルダスコに敗れ、初戦で姿を消している。
>>AEGON選手権 対戦表<<11月13日からのATPワールドツアー・ファイナルは、今季の大会獲得ポイント上位8名が出場出来る。
6月13日付の最終戦出場ランキングは以下の通り。
1位:
N・ジョコビッチ(セルビア) 7,950ポイント
2位:A・マレー 4,725ポイント
3位:
R・ナダル(スペイン) 2,930ポイント
4位:D・ティエム 2,760ポイント
5位:錦織圭 2,680ポイント
6位:M・ラオニチ 2,335ポイント
7位:S・ワウリンカ 2,325ポイント
8位:
D・ゴファン(ベルギー) 1,725ポイント
9位:
G・モンフィス(フランス) 1,675ポイント
10位:
T・ベルディヒ(チェコ共和国) 1,540ポイント
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