男子テニスツアーのメルセデス・カップ(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)は13日、シングルス決勝戦が行われ、第3シードのD・ティエムと第7シードが
P・コールシュライバー(ドイツ)を6-7 (2-7), 6-4, 6-4の逆転で下して今季4度目の優勝を飾り、キャリア通算7度目のタイトル獲得を果たした。
この試合は前日に行われるも悪天候により、第1セットのタイブレークの途中で中断で13日へ順延となった。
再開後、ティエムは5ポイント連取されタイブレークを落とすも、第2セット以降はファーストサービスが入った時に86パーセントの確率でポイントを獲得してブレークを許さず、2時間11分で勝利。コールシュライバーとの対戦成績を1勝2敗とした。
今大会で1回戦免除のティエムは、2回戦で
S・グロス(オーストラリア)、準々決勝で
M・ユーズニー(ロシア)、準決勝では第1シードの
R・フェデラー(スイス)を破っての決勝進出。そして、コールシュライバーを下してグラスコートで初優勝を飾り、今シーズンはハード、クレー、グラスの3つのサーフェスでのタイトル獲得となった。
また、ティエムとコールシュライバーは現在開催中のゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハーレ、芝、ATP500)にエントリーしている。両者はボトムハーフ(対戦表の下半分)に位置し、勝ち上がると準々決勝で対戦する組み合わせとなっている。
>>ゲリー・ウェバーOP対戦表<<
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