テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は25日、男子シングルス2回戦が行われ、第17シードで世界ランク19位の
N・キリオス(オーストラリア)がラッキールーザーの
I・セイスリン(オランダ)を6-3, 6-2, 6-1のストレートで下し、大会自己最高タイとなる3回戦進出を果たした。
>>全仏オープン対戦表<<この試合、キリオスはトータルで11本のサービスエースを叩き込み、セイスリンに1度もブレークを与えなかった。自身は6度のブレークに成功し、勝利を手にした。
3回戦では、第9シードの
R・ガスケ(フランス)と対戦する。ガスケは、同日の試合で
B・フラタンジェロ(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
キリオスは今大会、1回戦で同124位の
M・チェッキナート(イタリア)をストレートで下して2回戦へ駒を進めていた。
過去の全仏オープンでは昨年の3回戦進出が自己最高。その時は
A・マレー(英国)に敗れている。
今季は2月のオープン13で優勝、マイアミ・オープンではマスターズ初のベスト4進出を果たした。クレーコートシーズンでは、エストリル・オープンで4強入り、マドリッド・オープンでベスト8へ進出した。
今大会、シード勢が順当に駒を進めた場合、4回戦で第5シードの
錦織圭(日本)、準々決勝でA・マレーと対戦する組合せとなっている。
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