テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は大会2日目の23日、男子シングルス1回戦が行われ、第2シードの
A・マレー(英国)が予選を勝ち抜いた
R・シュティエパネック(チェコ共和国)と対戦し、3-6, 3-6, 6-0, 4-2の時点で日没により、翌日へ順延となった。
>>全仏オープン対戦表<<この試合、元世界ランク8位で37歳のシュティエパネックの猛攻に遭ったマレーは、2セットダウンの崖っぷちに立たされる。
第2セットを取った瞬間のシュティエパネック
その後、第3セットの第1ゲームをサービスキープしたマレーは大声で叫び、自身に喝を入れた。
自身に喝を入れるマレー
そして、第2ゲームをブレークすると大きなガッツポーズを見せてシュティエパネックに1ゲームも与えずに第3セットを取る。第4セットもリードしていたが、日没により翌日への順延が決まった。
再開は翌日24日のセンターコートであるフィリップ・シャトリエの第2試合となっている。
世界ランク2位のマレーは、5月のマドリッド・オープンで準優勝、BNLイタリア国際では優勝を飾るなど今季のクレーシーズンで好調だったが、今大会の初戦は思わぬ苦戦を強いられている。
昨年は準決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)にフルセットで敗れており、今大会で初の全仏オープン制覇を狙う。
また、上位シード勢が順当に勝ち進んだ場合、マレーは準々決勝で第5シードの
錦織圭と対戦する組み合わせとなっている。
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