男子テニスツアーのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は4日、シングルス2回戦が行われ、第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)は世界ランク21位の
N・キリオス(オーストラリア)に6-7 (7-9), 6-7 (2-7)のストレートで敗れ、初戦敗退となった。今大会は上位8シードが1回戦免除のため、ワウリンカは2回戦からの登場だった。
>>マドリッド・オープン対戦表<<この試合、ワウリンカは2度のタイブレークを制することが出来ず、1時間45分で敗れた。両者はファーストサービスが入った時には85パーセントの高い確率でポイントを獲得し、1度もブレークはなかった。
勝利したキリオスは3回戦で、第13シードの
G・モンフィス(フランス)と世界ランク27位の
P・クエバス(ウルグアイ)の勝者と対戦する。
キリオスはワウリンカとの対戦成績を2勝2敗とした。
昨年8月のロジャーズ・カップで対戦した時は、キリオスが試合中にワウリンカへ侮辱的な発言をし、男子プロテニス協会のATPから罰金が科されることがあった。
21歳のキリオスは、昨年のマドリッド・オープンで
R・フェデラー(スイス)を破り3回戦へ進出。今年は2月のオープン13でツアー初優勝、3月のマイアミ・オープンでは
錦織圭(日本)に敗れるもベスト4へ進出する活躍を見せた。
敗れたワウリンカは、昨年の全仏オープンでグランドスラム2度目の優勝。過去のマドリッド・オープンでは2013年に準優勝、昨年は3回戦で
G・ディミトロフ(ブルガリア)に敗れた。
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