男子テニスツアーの下部大会である かしわ国際オープンテニストーナメント(千葉県柏市/吉田記念テニス研修センター、ハード)は大会最終日の10日、シングルス決勝戦が行われ、世界ジュニアランク2位で17歳の
綿貫陽介が第3シードで19歳の
越智真(日本)を6-3, 6-3のストレートで下し、前週の筑波大学MEIKEIオープンに続き2週連続の優勝を飾った。
決勝戦の第1セット、綿貫は序盤でブレークを許すも挽回に成功してセットカウント1-0とリードする。第2セットに入っても綿貫の勢いは衰えず、越智を圧倒して優勝を決めた。
前週の筑波大学MEIKEIオープンで綿貫は予選を勝ち抜き、決勝では
今井慎太郎を逆転で下して優勝していた。
今大会では1回戦で豊野潤也、2回戦で第2シードの
竹内研人、準々決勝で
高橋悠介、準決勝で第4シードの
吉備雄也を破っての勝ち上がりだった。
また、今年1月にはプロサッカー選手の本田圭佑やプロゴルファーの大堀裕次郎のマネジメント事務所であるHONDA ESTILO株式会社とマネジメント契約を締結している。
一方、準優勝の越智は昨年の4月からプロとして活動を始め、同年10月のフューチャーズで初優勝。世界ランキングはこの1年で、1500位台から500位台まで上げている。
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