テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会9日目の26日、男子シングルス準々決勝が行われ、第7シードの
錦織圭は第1シードで世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)に3-6, 2-6, 4-6のストレートで敗れ、大会初、さらに日本人男子で1932年の
佐藤次郎以来84年ぶりのベスト4進出とはならなかった。
>>全豪オープン対戦表<<錦織は第9シードの
JW・ツォンガ(フランス)との4回戦で見せた時のテニスを王者ジョコビッチに封じられ要所でミスを連発、準々決勝で大会から姿を消した。
対称的にジョコビッチは100本のミスを犯した4回戦からの修正に成功し、エラーの数は錦織の丁度半分の27本に抑えてベスト4進出を決めた。
また、もう一方の準々決勝では第3シードの
R・フェデラー(スイス)が第6シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)を一蹴し、4強入りを決めた。
この結果、トップハーフの準決勝はジョコビッチとフェデラーが対戦する。両者はこれまでに44度顔合わせ、22勝22敗のイーブン。
27日にはベスト4残りのイスをかけて、第2シードの
A・マレー(英国)と第8シードの
D・フェレール(スペイン)、第13シードのM・ラオニチと第23シードの
G・モンフィス(フランス)の準々決勝が行われる。
>>WOWOWで全豪オープン実況中!吉崎仁康氏による現地レポート<<
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