テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は21日、男子シングルス2回戦が行われ、第13シードの
M・ラオニチ(カナダ)が世界ランク42位の
T・ロブレド(スペイン)を7-6 (8-6), 7-6 (7-5), 7-5のストレートで下し、2011年の初出場から6年連続となる3回戦進出を果たした。
>>全豪オープン対戦表<<この試合、ファーストサービスが入った時に83パーセントの確率でポイントを獲得したラオニチはロブレドに1度もブレ―クを許さず、2時間55分で勝利した。
ラオニチは昨シーズンまで自身のコーチを務めていた
I・リュビチッチ(クロアチア)とのコーチ関係に終止符を打ち、全豪オープンから
C・モヤ(スペイン)を新コーチに招いている。また、リュビチッチは
R・フェデラー(スイス)のコーチとして就任した。
今月に行われたブリスベン国際では決勝でそのフェデラーを6-4, 6-4のストレートで下し、今季初のタイトルを獲得している。
3回戦では第21シードで世界ランク26位の
V・トロイキ(セルビア)と同103位の
T・スミチェク(アメリカ)の勝者と対戦する。
シード勢が順当に勝ち進んだ場合、ラオニチは4回戦で第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)と対戦する組合せ。準々決勝で対戦する可能性があった第5シードの
R・ナダル(スペイン)は、1回戦で
F・ベルダスコ(スペイン)に敗れる波乱に見舞われ、既に姿を消している。
■関連ニュース■
・ラオニチ 新コーチは元王者・ラオニチ 崩れない髪型の秘密・ナダル 初の初戦敗退