男子テニスの下部大会であるバンコクオープン2016(タイ/バンコク、ハード)は7日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク251位の
内山靖崇(日本)は同208位の
S・ロバート(フランス)を6-2, 7-6 (8-6)のストレートで下し、ベスト8進出を果たした。
両者は昨年の兵庫ノアチャレンジャー2回戦で1度だけ対戦しており、その時はロバートが逆転で勝利した。
この試合の第1セット、内山はファーストサービスを81パーセントの確率で入れてロバートに1度もブレークチャンスを与えず、2度のブレークに成功しこのセットを先取。第2セットでは、両者1度のブレークからタイブレークに突入し接戦となるが、最後はロバートのフォアハンドがネットにかかり勝利を手にした。
準々決勝では、世界ランク282位の
M・キウディネッリ(スイス)と同246位の
R・マルコーラ(イタリア)の勝者と対戦する。
現在23歳の内山は昨年8月のレキシントン・チャレンジャーでキャリア初の準優勝。9月の国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ入れ替え戦(プレーオフ)日本対コロンビア戦では
西岡良仁(日本)とペアでダブルスに出場した。
さらに、全日本テニス選手権では
添田豪(日本)をストレートで下して初優勝を飾っている。
今大会には内山の他に、第1シードの
伊藤竜馬(日本)、第2シードの
杉田祐一(日本)、第5シードの添田が出場しており、伊藤は初戦敗退、添田と杉田は8強入りしている。
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