男子テニスで下部大会であるレキシントン・チャレンジャー(アメリカ/ケンタッキー、ハード)は2日、シングルス決勝が行われ、ラッキールーザーの
内山靖崇(日本)が第2シードの
J・ミルマン(ロシア)に3-6, 6-3, 4-6のフルセットの末に敗れるも、チャレンジャー大会でキャリア初の準優勝を果たした。
この試合、内山は第1セットで1度のブレークチャンスを活かせず、ミルマンに1度のブレークを許してこのセットを落とす。
しかし、第2セットではサービスエースを6本決め、ファーストが入った20本中17本をポイントに繋げた内山は、ミルマンに与えた3度のブレークチャンスを全てしのいだ。自身は1度のブレークに成功して1セットオールとし、第3セットへ持ち込む。
勝敗を決める第3セットでは、1度のブレークに成功するもミルマンにそれを上回る2度のブレークを許した内山は1時間55分で敗れた。
現在22歳の内山は今大会、1回戦で第1シードの
J・ワード(英国)を撃破すると、2回戦で
Z・ザン(中国)、準々決勝で第5シードの
西岡良仁(日本)、準決勝で第4シードの
B・フラタンジェロ(アメリカ)とシード勢を次々と下す快進撃を見せ、自身初となるチャレンジャー大会で決勝進出となった。
そして、3日に発表された世界ランキングでは前回より37上げて211位に浮上した。
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