男子テニスで下部大会であるレキシントン・チャレンジャー(アメリカ/ケンタッキー、ハード)は29日、シングルス2回戦が行われ、第5シードの
西岡良仁(日本)が
L・サビル(オーストラリア)を6-2, 7-6 (10-8)のストレートで下してベスト8進出。さらに今大会にラッキールーザーとして出場を果たした
内山靖崇(日本)も、
Z・ザン(中国)を下して8強入りを決め、西岡と内山は準々決勝で激突することとなった。
この試合、第1セットで西岡はファーストサービスのポイント獲得率が30パーセントと低かったサビルに対し、4度のブレークチャンスから3度のブレークに成功して第1セットを先取。
続く第2セットでは、両者1ブレークずつ成功してタイブレークへ。タイブレークの10-8の末に西岡が制し、1時間47分で勝利を手にした。
一方、内山は試合を通して11度ものダブルフォルトを犯したザンの隙をつき、4度のブレークに成功して6-4, 6-2のストレートで勝利を決めた。
西岡と内山は、昨年6月に行われた下部大会の札幌国際オープンテニス決勝で対戦しており、その時は西岡がストレートで下して優勝を飾った。
現在自己最高となる137位の西岡は、先日行われたナショナル・バンク・グランビー・チャレンジャーで今季3度目の4強入りを果たしたが、敗れて今季初の決勝進出とはならなかった。
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