男子テニスツアーの下部大会であるナショナル・バンク・グランビー・チャレンジャー(カナダ/グランビー、ハード)は25日、シングルス準決勝が行われ、第4シードの
西岡良仁(日本)はP・ベスター(カナダ)に6-7 (5-7), 6-3, 3-6のフルセットの末に敗れ、今季初の決勝進出とはならなかった。
この試合、第1セットをタイブレークの末に落とした西岡は、第2セットでファーストサービスが入った16本中14本をポイントに繋げ、1ブレークに成功してセットカウント1-1とする。
しかし、西岡は第3セットに入ってファーストサービスのポイント獲得率を87パーセントから41パーセントに落としてしまい、2度のブレークを許して2時間1分のフルセット戦の末に決勝進出を逃した。
19歳の西岡は、昨年9月の上海チャレンジャーでチャレンジャー大会初優勝を果たした。その後はチャレンジャー大会で決勝進出していない。
今回は今季3度目の4強入りを果たした西岡だったが、敗れてまたしても今季初の決勝進出とはならなかった。
西岡に勝利したベスターは、決勝で第7シードのM・ドナッティ(イタリア)を下した
V・ミロ(フランス)と対戦する。
■関連ニュース■
・西岡良仁 逆転で今季3度目4強・西岡良仁 トップの力を痛感・西岡、錦織「超強かった」・西岡良仁 「勝ちました!」・19歳西岡良仁 40年ぶり金メダル