男子テニスツアーのシーズン開幕戦であるブリスベン国際男子(オーストラリア/ブリスベン、ハード)は4日、シングルス1回戦の4試合が行われ、世界ランク51位の
H・チャン(韓国)が同60位の
S・グロス(オーストラリア)を7-6 (10-8), 6-4のストレートで下し、2回戦進出を果たした。
>>ブリスベン国際男子 対戦表<<19歳のチャンは昨年飛躍を遂げた選手の1人。ツアー大会では未だタイトル獲得には至っていないが、昨年はチャレンジャー4大会で優勝を飾っている。世界ランクでは173位からシーズン終了時には自己最高位となる51位を記録した。
敗れたグロスは過去のブリスベン国際男子で2013・2015年にベスト8へ進出していた。
また、同日の1回戦では
G・ディミトロフ(ブルガリア)が第5シードの
G・シモン(フランス)を6-3, 7-6 (12-10)のストレートで下して2回戦へ駒を進めた。
ディミトロフとシモンは今回が5度目の顔合わせで、2012年のロンドン五輪以来 約3年ぶりの対戦だった。ディミトロフは今までシモンに4連敗を喫しており、今回が初の勝利となった。2回戦では、
V・トロイキ(セルビア)と
S・ジョンソン(アメリカ)の勝者と対戦する。
今大会ディミトロフは
錦織圭とのダブルスに出場しており、準々決勝では第1シードの
PH・エルベール(フランス)(フランス)/
N・マウー(フランス)組と対戦する。
今大会のシード勢は第1シードに
R・フェデラー(スイス)、第2シードに錦織、第3シードに
M・チリッチ(クロアチア)、第4シードにM・ラオニチ、第5シードにシモン、第6シードに
D・ゴファン(ベルギー)、第7シードに
B・トミック(オーストラリア)、第8シードに
D・ティエム(オーストリア)となっている。
大会2日目の5日には、予選勝ち上がりの
西岡良仁が登場。また、錦織の2回戦の対戦相手が決まる
D・イストミン(ウズベキスタン)と
M・ククシュキン(カザフスタン)の試合も行われる。
■関連ニュース■
・錦織ペア ディミは2時間超え・錦織組 準々決勝は第1シード・西岡 本戦1回戦は同世代対決