男子テニスツアーの最終戦であるATPワールド・ツアーファイナル(イギリス/ロンドン、ハード)は19日、グループ・スタン スミスの予選ラウンドロビンが行われ、第8シードの
錦織圭(日本)は第3シードの
R・フェデラー(スイス)に5-7, 6-4, 4-6のフルセットで敗れ1勝2敗で2年連続の準決勝進出を逃し、昨年同様で自己最多タイとなる54勝で今シーズンを終了した。
>>ツアーファイナル組合せ表<<大きな飛躍を遂げた昨年、錦織は54勝14敗でメンフィス、バルセロナ、クアラルンプール、楽天と4度の優勝を果たした。さらにマドリッドではマスターズ初の決勝進出、全米オープンでは四大大会初の準優勝を飾った。
今季を54勝16敗で終えた錦織は、メンフィス、バルセロナ、ワシントンDCと3度の優勝を飾り、3月には自己最高位となる4位を記録。グランドスラムは全豪オープン・全仏オープンでベスト8、ウィンブルドン2回戦、全米オープンでは初戦敗退となった。
今年8月のモントリオール・マスターズ準々決勝で、
R・ナダル(スペイン)から初勝利をあげてベスト4進出を決めてからは、勢いに欠けてしまっていた錦織。しかし、今回フェデラーに敗れて準決勝進出を逃すも、今季最後の試合は錦織らしさが見えた試合でもあった。
今後は11月28日に有明コロシアムで行われる「日清食品ドリームテニス ARIAKE」、さらに12月2日から3日間神戸ワールド記念ホールで行われる「「Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)」に出場する予定となっている。
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