男子テニスの下部大会であるチャレンジャーのブレストアリーナ・オープン(フランス/ブレスト、ハード)は25日、シングルス決勝が行われ、第1シードの
B・ペール(フランス)は第6シードの
I・ドディグ(クロアチア)に5-7, 1-6のストレートで敗れ、準優勝に終わった。
この試合、ペールはファーストサービスが入った時に72パーセントの確率でポイントを獲得するも、セカンドサービスでは26パーセントだったことが影響し、7度のブレークをドディグに許して1時間21分で敗れた。
ペールは、今年7月のスウェーデン大会でツアー初のタイトルを獲得。全米オープン1回戦では昨年ファイナリストの
錦織圭(日本)を破り、その後グランドスラム初の4回戦進出を果たした。
さらに10月上旬の楽天ジャパン・オープンでは、準決勝で昨年覇者の錦織をまたも下す活躍で準優勝を飾った。対錦織戦は通算で2勝2敗だが、現在2連勝中と相性の良さを見せている。
今週開幕のバレンシア・オープンにペールは第5シードで出場する。
バレンシア・オープンのシード勢は第1シードに
D・フェレール(スペイン)、第2シードに
F・ロペス(スペイン)、第3シードに
B・トミック(オーストラリア)、第4シードに
F・フォニュイーニ(イタリア)。上位4シードは1回戦免除のため2回戦からの登場となる。
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