男子テニスツアーの楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード)は10日、シングルス準決勝が行われ、ノーシードの
B・ペール(フランス)が2連覇を狙っていた第2シードの
錦織圭(日本)を1-6, 6-4, 6-2の逆転で下し、決勝進出を果たすと同時に、錦織に全米オープン1回戦のリベンジを許さなかった。
>>楽天OP対戦表<<今年の全米オープンで錦織を逆転で破ったペール。今回の試合では第1セットをあっさり落とすも、第2セットの第10ゲームで得意とするバックハンドの調子が上がり始め、第10ゲームでブレークに成功。
ファイナルセットに入ってもペールの勢いは衰えず、1時間48分で逆転勝利を手にした。
WOWOWの中継で、試合後にペールは「錦織は素晴らしい選手。いつかグランドスラムで優勝すると思う。」と敗者の錦織を称えた。
決勝では今年の全仏王者である第1シードの
S・ワウリンカ(スイス)と対戦する。ワウリンカは準決勝でノーシードの
G・ミュラー(ルクセンブルグ)をストレートで下しての勝ち上がり。
ペールは「ワウリンカ選手はツアーで1番の親友。決勝で対戦するのは、とても嬉しい。どちらが勝つかわからないけど、ベストを尽くす。」と意気込みを語った。
元世界ランク24位のペールは怪我により一時ツアーから離れていたが、今年7月のスウェーデン大会でツアー初のタイトルを獲得。そして全米オープンでは1回戦で錦織をフルセットの末に破る金星をあげ、グランドスラム初の4回戦進出を果たした。
(引用元WOWOW)
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