男子テニスツアーの楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード)は9日、シングルス準々決勝が行われ、2連覇と大会3度目の優勝を狙う第2シードの
錦織圭(日本)が第6シードの
M・チリッチ(クロアチア)を3-6, 7-5, 6-3の逆転で下し、辛くも2年連続のベスト4進出を決めた。
「集中力も欠ける場面もあった。」と語った錦織は、第1セットでチリッチの強打におされセットカウント0-1とリードされる。しかし、第2セットでは1チャンスを活かして1セットオール、ファイナルセットへ突入。
「セカンドから粘り強い試合だった。最後はリラックスしてプレー出来た。」
この試合、錦織はチリッチに23本ものサービスエースを決められたが、2度のブレークに成功して2時間11分で勝利した。最後は錦織のサービスエースだった。
「出だしから無心でやっていたので、考えることなくプレーしていた。最後は集中力ですね。大事なプレーでギアを上げられたのが勝てた要因だと思います。」
準決勝では
N・キリオス(オーストラリア)と
B・ペール(フランス)の勝者と対戦する。ペールは今年の全米オープン初戦で錦織を破っている。
準決勝に向けて「より高いパフォーマンスを求められるので、集中して決勝にいけるよう頑張る。」と意気込みを語った。
(引用元WOWOW)
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