男子テニスツアーの上海マスターズ(中国/上海、ハード)は17日、シングルス準決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第3シードの
A・マレー(英国)との29度目の対戦を6-1, 6-3のストレートで制し、2年ぶり大会3度目のタイトル獲得に王手をかけた。
>>上海マスターズ対戦表<<今回の勝利により、ジョコビッチはマレーとの対戦成績を20勝9敗とした。
過去同大会でジョコビッチは、2012年と2013年に大会2連覇を達成しており、昨年は準決勝で
R・フェデラー(スイス)に敗れてベスト4に終わった。
今大会では初戦となった2回戦で
M・クリザン(スロバキア)、3回戦で第15シードの
F・ロペス(スペイン)、準々決勝で
B・トミック(オーストラリア)を下しての勝ち上がり。
今季ジョコビッチは、今大会含め出場したマスターズ7大会全てで決勝進出。グランドスラムでも4大会全て決勝進出し、そのうち3大会でタイトルを手にしている。
決勝では第16シードの
JW・ツォンガ(フランス)と対戦する。
ツォンガとは今回が20度目の顔合わせとなり、対戦成績は13勝6敗でジョコビッチがリードしている。最後に対戦したのは昨年のロジャーズ・カップ男子で、その時はツォンガがストレートで勝利している。
一方、敗れたマレーは過去同大会で2010・2011年に2連覇を達成。今大会は初戦となった2回戦で
S・ジョンソン(アメリカ)、3回戦で第13シードの
J・イズナー(アメリカ)、準々決勝で第5シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)を下してジョコビッチとの準決勝に駒を進めたが、ジョコビッチに敗れて4年ぶり大会3度目のタイトル獲得とはならなかった。
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