公益財団法人 笹川スポーツ財団は5日、今年の6-7月に実施した調査結果を発表し、男子テニスで世界ランク6位の
錦織圭(日本)が「好きなスポーツ選手」10代対象の調査で初の1位となった。
この調査は、全国の市区町村に在住する4-9歳1,800人、10代の男女3,000人に実施。
10代で見事1位となった錦織は、2011・2013年の同調査では5位以内にも入っていなかったが、近年の活躍により多くのマスメディアが取り上げたことで、子供たちが目にする機会も増え今回の結果になったことが考えられる。
2位にはフィギュアスケートの浅田真央、3位には野球のイチローとフィギュアスケートの羽生結弦が位置している。
また、4-9歳では錦織が2位となり、1位にサッカーの本田圭佑、3位にフィギュアスケートの浅田真央となった。
現在25歳の錦織は、今季8月のシティ・オープンでキャリア通算10勝目をあげており、大会後の世界ランキングでは自己最高位タイとなる4位に返り咲いた。
昨年グランドスラム初の準優勝を飾った全米オープンでは、今年は日本人男女を通じて初となる四大大会最高の第4シードで出場するも、まさかの初戦敗退を喫した。
その後、国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ入れ替え戦(プレーオフ)日本対コロンビア戦に最年長として出場。錦織はエースとしてシングルス2試合を勝ちきり、日本の勝利に貢献しワールドグループ残留を決めた。
現在東京・有明で行われている楽天ジャパン・オープンに出場している錦織は、5日の1回戦で18歳のB・コリッチに苦戦を強いられるも逆転で下し、2回戦へ駒を進めている。今回は大会3度目、2連覇を狙う。
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