男子テニスツアーのW&Sオープン男子(アメリカ/シンシナティ、ハード)は19日、シングルス2回戦が行われ、第12シードの
R・ガスケ(フランス)が予選勝ち上がりの
T・コキナキス(オーストラリア)を7-6 (7-5), 6-2のストレートで下し、3回戦進出を決めた。
この試合、両者ファーストサービスが入った時のポイント獲得率が80パーセント以上と、安定したサービスゲームを展開してタイブレークに。ガスケがタイブレークをものにすると、第2セットではコキナキスにブレークチャンスを与えず、2度のブレークチャンスを活かして1時間40分で勝利を決めた。
今大会の1回戦では
N・キリオス(オーストラリア)に勝利し、今回はオーストラリアを若手2選手を連続で下して3回戦進出を決めた。
キリオスは先日のロジャーズ・カップで、コキナキスがワウリンカのガールフレンドと言われている
D・ヴェキッチ(クロアチア)と関係を持ったと、コートサイドに設置されたマイクで明かした。
そのキリオスの発言に対し、ワウリンカは激怒。その後キリオスには罰金が科されることとなった。
敗れたコキナキスは、今大会には予選を勝ち上がって本戦出場を決め、本戦1回戦で
F・フォニュイーニ(イタリア)を撃破して2回戦進出を決めていた。
勝利した世界ランク13位のガスケは、今年のウィンブルドンで
S・ワウリンカ(スイス)、
G・ディミトロフ(ブルガリア)らを下して2007年以来8年ぶりのベスト4進出を果たしている。
過去同大会では、2010年と2011年の3回戦が最高成績となっており、昨年は初戦となった2回戦で
J・イズナー(アメリカ)に敗れた。
3回戦では第7シードの
M・チリッチ(クロアチア)と対戦する。
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