9日、男子テニスツアーのシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード)決勝で第8シードの
J・イズナー(アメリカ)に4-6, 6-4, 6-4の逆転で勝利した
錦織圭(日本)は、アメリカのハードコートシーズン1勝目、今季3度目の優勝、さらにキャリア通算10勝目をあげた。
昨年の全米オープン決勝で、
M・チリッチ(クロアチア)に敗れるも準優勝の錦織は、今大会の決勝でビッグサーバーのイズナーと対戦。トータルで18本ものエースを決められた錦織は第1セットを落とすも、ファーストサービスが入った46本中42本をポイントに繋げ、第2・3セットをとって逆転に成功し1時間54分で勝利した。
今季3度目のタイトルを獲得した錦織。この優勝数は世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)、同2位の
R・フェデラー(スイス)に次ぐ優勝数となる。
また、錦織の今季43勝9敗の勝利数はジョコビッチと同3位の
A・マレー(英国)に次ぐ戦績。
大会後の世界ランキングでは4位に浮上し、今年3月に記録した自己最高位に返り咲いた。
(STATS - AP)
■関連ニュース■
・通算V10錦織「嬉しい」・錦織 世界4位へ返り咲き・錦織 マスターズ初制覇狙う