テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は12日、男子シングルス決勝が行われ、第2シードの
R・フェデラー(スイス)は第1シードで世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)に6-7 (1-7), 7-6 (12-10), 4-6, 3-6で敗れウィンブルドン史上最多8度目のタイトル獲得とはならなかった。
『選手使用のオフィシャルタオル』「自分にとって準優勝トロフィーは同じじゃないんだ。それは皆さんも分かっていると思う。」と敗戦の気持ちを語るフェデラー。
「ありがたいことに、すでにここでは優勝を飾っている。だから何も追い求めていないように思われるかも知れない。だから尚更この敗戦はとても辛いもの。タイトル獲得にはまた1年待たなければならないし、そこでまた6試合勝たなければ決勝戦へ進めないんだ。長い道のりさ。」
フェデラーは大会を通して好調なプレーを続けていた。決勝戦まで自身のサービスゲームでは1度しかブレークを許していなかった。これまで数々の記録を塗り替えてきたフェデラー。ウィンブルドンでの7度の優勝は
P・サンプラス(アメリカ)、1880年代のW・レンショウと並ぶ大会最多優勝だが、歴代1位となる8度目の優勝はジョコビッチによって阻まれた。
さらに、周囲からは2012年のウィンブルドン以来3年ぶりのグランドスラム歴代最多18度目の優勝が期待されていたが、それは次回に持ち越しとなった。
(STATS - AP)
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