テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は12日に行われる男子シングルス決勝戦では、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と第2シードの
R・フェデラー(スイス)が顔を合わせる。これは2年連続となる同じ顔ぶれの決勝戦となる。
ジョコビッチは2011年、
R・ナダル(スペイン)を下しウィンブルドンでの初優勝を飾った。そしてその3年後に2度目の優勝を果たしたジョコビッチは、その優勝をより特別なものだと語っていた。なぜなら、その時はフェデラーを下しての優勝だったからだ。
「私達は彼がどれほど良い選手か知っている。彼は最高の選手なんだ。」とジョコビッチはフェデラーについて話した。
大会中に左肩に違和感を感じていたジョコビッチだが、決勝戦へ向けては心配ないと語っていた。第2シードのフェデラーを倒して第1シードのジョコビッチが優勝を飾ると、グランドスラムで9度目の優勝となる。これは
A・アガシ(アメリカ)、
J・コナーズ(アメリカ)、
I・レンドル(アメリカ)、F・ペリー、
K・ローズウォール(オーストラリア)を上回る優勝回数となる。
もしジョコビッチが優勝すると、昨年に続いて2連覇となるが、フェデラーが大会5連覇を達成した2007年以来、ウィンブルドンで連覇した選手はいない。
ジョコビッチは「ここはフェデラーが大好きな場所。彼が最も良いプレーが出来る場所がこのセンターコートだと思う。7度も優勝しているんだからね。ここは彼のコートだし、彼も本当に好きなコートのはず。彼は重要な試合ではレベルを上げて来る。必要な場面では最も厳しいプレーをするんだ。だから彼は最高のチャンピオンなんだ。」とフェデラーについて語っていた。
>>ウィンブルドン対戦表<<
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