テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は12日、男子シングルスの決勝で2連覇と大会3度目の優勝を狙う第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と歴代最多8度目の優勝を目指す第2シードの
R・フェデラー(スイス)が激突する。
『選手使用のオフィシャルタオル』今回で通算40度目の対戦となる両者。昨年のウィンブルドン同様、決勝の舞台での顔合わせとなった。
ウィンブルドンでは今回が通算3度目の対戦で、2012年の準決勝はフェデラー、昨年の決勝はジョコビッチが勝利を手にした。
フェデラーは今大会で好調さをみせており、特にサービスの調子が良い。トータルでブレークを許したのは準々決勝で対戦した
G・シモン(フランス)戦の1ブレークのみ。さらに失ったセットは3回戦の
S・グロス(オーストラリア)戦で落とした1セットのみとなっている。
ジョコビッチは今大会1週目の試合を全てストレートで勝利した。しかし、4回戦で第14シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)に苦戦を強いられた。2セットダウンまで追い込まれたジョコビッチであったが、そこから怒涛の巻き返しを見せて2日間に渡る大接戦を制し、勢いをそのままに決勝まで勝ち進んできた。
【ウィンブルドンの歴史に招かれるフェデラーとジョコビッチ】
ほぼ互角の戦いを繰り広げてきたジョコビッチとフェデラー。どちらが勝利を掴むことができるのか、注目の一戦は大会最終日の現地12日に行われる。
>>ウィンブルドン対戦表<<
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