テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は11日、車いすテニスの男子ダブルス準決勝が行われ、第1シードの
国枝慎吾(日本)/ S・ウデ(フランス)組はG・フェルナンデス(アルゼンチン)/ N・ペイファー(フランス)組に3-6, 5-7のストレートで敗れ、決勝進出と大会3連覇を逃してしまった。国枝にとって、シングルス・ダブルスを通して今年初の敗戦がウィンブルドンで起きてしまった。
ラケットには「オレは最強だ!」と書かれており、
R・フェデラー(スイス)が絶賛するほど圧倒的な強さを誇る国枝は、この日ウデとのコンビネーションが噛み合わず、1時間42分で敗れた。
試合後「ウィンブルドンのダブルスだけは負けたくなかったけど、残念ながら結果が出なかった。最初から最後までお互いが噛み合わなかった。居心地の悪いプレーになってしまった。」と悔しさを滲ませた。
最後に「今日は完敗だった。」と落胆。
今年、国枝は全豪オープン単複、全仏オープン単複と出場したグランドスラムで負けなしだった。
また、車いすテニスの女子ダブルスには
上地結衣(日本)がJ・ホワイリー(イギリス)とのペアで決勝進出を決めている。
ウィンブルドンの車いすテニスではシングルスが行われないため、ダブルスのみとなる。
(コメントはWOWOWから抜粋)>>ウィンブルドン対戦表<<
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