テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は11日、女子ダブルス決勝が行われ、第1シードの
M・ヒンギス(スイス)/
S・ミルザ(インド)組が第2シードの
E・マカロバ(ロシア)/
E・ヴェスニナ(ロシア)組を5-7, 7-6 (7-4), 7-5の逆転で下し、優勝を飾った。34歳のヒンギスは1998年以来17年ぶりとなる全英ダブルスのタイトル獲得となった。
この試合、ヒンギス/ ミルザ組は第1セットを落とすも、第2セットのタイブレークで最後ミルザが鮮やかなダウンザラインを決めてファイナルセットへ突入。
迎えたファイナルセットはゲームカウント2-5とリードされるも、そこからヒンギスのネットプレーとミルザの強打で5ゲーム連取に成功し、2時間25分で優勝を決めた。
ファイナルセットではゲームカウント5-5の時点で日没によりセンターコートの屋根を閉めたため、約10分間の中断を挟んだ。
また、ヒンギスは今大会のミックスダブルスに
L・パエス(インド)とのペアで決勝進出を決めている。パエスとは今年の全豪オープンで優勝を飾った。
一方、ペアのミルザはこれまでミックスダブルスは3度優勝していたが、女子ダブルスでは今回がグランドスラム初のタイトル獲得となった。
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