テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は6日、女子ダブルス決勝が行われ、
M・ヒンギス(スイス)/
F・ペネッタ(イタリア)組は第4シードの
E・マカロバ(ロシア)/
E・ヴェスニナ(ロシア)組に6-2, 3-6, 2-6の逆転で敗れ、ヒンギスは同大会1998年以来、16年ぶりの優勝とはならなかった。
この試合、ヒンギス/ ペネッタ組は第1セット先取するも、マカロバ/ ヴェスニナ組に試合を通じて4度のブレークを許し2時間5分で敗れた。
準優勝のヒンギス/ ペネッタ組は試合後のオンコートインタビューで、ペネッタは「イーストボーン(6月に行われたAEGON国際女子オープン)で初めて組んで初めて決勝に進出しました。まずマルチナ(ヒンギス)、私と組んでくれてありがとう。そしてこの大会のスポンサー、ファンの皆さん、私の陣営やコーチにお礼を言います。今夜はたくさんのチャンスがありました。しかし4大会しか出場していないのに全米オープンの決勝に進んだことは素晴らしいことだと思っています。」と話した。
ヒンギスは「フラビア、シーズンの途中から私と組んでくれてありがとう。まさか決勝戦の舞台に立つなんて夢のようです。去年、私は去年1回戦敗退でしたが、今でもトップ選手と良いテニスが出来たことがこれからの自身になります。」と答えた。
優勝したヴェスニナは「すごくいい気分です。エカテリーナ(マカロバ)のおかげです。私は彼女と一緒にプレーするのが好きで、優勝できたことが信じられません。すごくいい決勝だったでしょう?ファンの皆さんも楽しんでいただけたと思います。遅くまで見てくれてありがとうございます。雨が止んでセンターコートで出来て嬉しく思います。」と話した。
シングルスベスト4、ダブルス優勝を果たしたマカロバは「驚くような素晴らしい大会でした。このセンターコートの雰囲気、ファンの応援が好きです。ありがとうございました。私たちの陣営にも感謝します。サポートしてくれてありがとう。家族だけでなく友人も来てくれてありがとう。」と話した。
勝利したマカロバ/ ヴェスニナ組は昨年の全仏オープン以来2度目のグランドスラム優勝を果たした。
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