テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は11日、女子シングルス決勝が行われ、第1シードで世界ランク1位の
S・ウィリアムズ(アメリカ)が第20シードの
G・ムグルサ(スペイン)を6-4, 6-4のストレートで下し、3年ぶり6度目の優勝を飾った。さらに自身2度目となるグランドスラム4大会連続優勝の「セリーナ・スラム」を達成させた。
決勝戦、序盤はムグルサにリードを許したセリーナだったが、第1セットを先取してから試合の主導権を握った。第2セットは一時ムグルサに巻き返されるも、最後は女王の力を発揮した。
「セリーナ・スラム」を達成させたセリーナだが、年間グランドスラム達成にも注目が集まっている。今年の全豪オープン・全仏オープン・ウィンブルドンで優勝したセリーナが全米オープンでタイトルを獲得すると1988年の
S・グラフ(ドイツ)以来、史上4人目となる年間グランドスラム達成となる。
過去のウィンブルドンでセリーナは2002・2003・2009・2010・2012年に優勝しており、今回で6度目のタイトル獲得となった。
一方、敗れた21歳のムグルサはスペイン勢で1994年C・マルチネス(スペイン)以来21年ぶりのウィンブルドン優勝とはならなかった。
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