テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は4日、女子シングルス3回戦が行われ、昨年覇者で第2シードの
P・クヴィトバ(チェコ共和国)がまさかの敗戦を喫した。第28シードの
J・ヤンコビッチ(セルビア)に6-3, 5-7, 4-6の逆転負け。2連覇と大会3度目の優勝を逃したクヴィトバは、会見で3回戦を振り返った。
「説明するのが難しい。何が起こったのか本当によく分からない。」と落胆したクヴィトバは、元世界ランク1位の実力者ヤンコビッチのプレーについて「突然ヤンコビッチが攻撃的になってカムバックしてきた。」と、脱帽。
強烈なストロークとサービスが武器のクヴィトバだが、この日はヤンコビッチに封じられ「今日は自分のサービスが全く助けにならなかった。どのショットも苦労した。」と、自身のプレーにがっかりした様子。
クヴィトバは2011年のウィンブルドンでグランドスラム初優勝を飾り、昨年は決勝で
E・ブシャール(カナダ)を圧倒して2度目のタイトルを獲得していた。
番狂わせを起こしたヤンコビッチは、4回戦で第13シードの
A・ラドワンスカ(ポーランド)と対戦する。
(コメントはWOWOWから抜粋)>>ウィンブルドン対戦表<<
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