テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は30日、女子シングルス1回戦が行われ、大会2連覇を狙う第2シードの
P・クヴィトバ(チェコ共和国)が、世界ランク108位の
K・ベルテンス(オランダ)を6-1, 6-0のストレートで圧勝し、ディフェンディング・チャンピオンの強さを見せつけ、わずか35分で2回戦進出を決めた。
【会場でしか買えない 全英タオル】この試合、クヴィトバはファーストサービスが入った時のポイント獲得率が100パーセントと完璧なサービスゲームを展開。さらにセカンドサービス時も86パーセントの確率でポイントを獲得した。
さらに、10度ネットに出てすべてポイントに繋げるなど、圧倒的な強さを見せつけて勝利した。
2回戦でクヴィトバは、
奈良くるみ(日本)と対戦する。
世界ランク2位のクヴィトバは、昨年同大会の決勝で
E・ブシャール(カナダ)を下して2度目のタイトル獲得を果たしている。
同日行われたシングルス1回戦では、シード勢が順当な勝ち上がりを見せるも、第3シードの
S・ハレプ(ルーマニア)が
J・セペロヴァ(スロベニア)に逆転で、昨年準優勝者で第12シードのブシャールが予選を勝ち抜いた世界ランク117位の
Y・デュアン(中国)にストレートで敗れる波乱に見舞われ、初戦で姿を消すこととなった。
クヴィトバとブシャールが今回順当に勝ち上がった場合、両者は準々決勝で対戦する可能性があったが、初戦で明暗が分かれる結果となった。
>>ウィンブルドン対戦表<<
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