テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は30日、男子シングルス1回戦が行われ、2013年覇者で第3シードの
A・マレー(英国)は
M・ククシュキン(カザフスタン)を6-4, 7-6 (7-3), 6-4のストレートで下して2回戦進出。大会2年ぶり、グランドスラム3度目のタイトル獲得へ向けて前進した。
【会場でしか買えない 全英タオル】試合の主導権を握ったマレーは、14本のサービスエースを決めた。第2セットはタイブレークまでもつれ込むが、ハードヒッターであるククシュキンの強烈なボールに対してスライスで対応し、自身のペースを崩すことなく2セットアップとする。
その後も地元の声援を一身に受けたマレーは、第3セットの第10ゲームで2度のブレークチャンスをしのぎ、ストレートで初戦を突破した。
勝利したマレーは、2回戦で
R・ハーセ(オランダ)と対戦する。
マレーは、2012年の全米オープンでグランドスラム初の優勝を飾り、2013年のウィンブルドン決勝では
N・ジョコビッチ(セルビア)にストレートで勝利して大会初、四大大会2度目の優勝を果たしている。
マドリッドオープン決勝でマレーはR・ナダル(スペイン)にストレートで勝利して今季2度目の優勝。全仏オープン準決勝ではジョコビッチにフルセットの末に敗れてベスト4となった。
今大会前哨戦のAEGON選手権では
K・アンダーソン(南アフリカ)を下してタイトルを獲得し、勢いに乗るマレーは地元であるロンドンで2年ぶりの優勝を狙う。
【ウィンブルドン 男子シングルス対戦表】
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