女子テニスツアーのAEGON国際女子(イギリス/イーストボーン、芝)は24日、シングルス3回戦が行われ、第2シードの
C・ウォズニアキ(デンマーク)が元世界ランク2位の
S・クズネツォワ(ロシア)を6-7 (3-7), 6-3, 6-1の逆転で下し、順当にベスト8進出を決めた。
【会場でしか買えない 全英タオル】両者は今回が10度目の対戦で、ウォズニアキはクズネツォワとの対戦成績を6勝4敗とした。
この試合、第1セットはゲームカウント5-1でウォズニアキがリードしていたが、ここからクズネツォワに巻き返されてタイブレークの末にこのセットを落とす。
しかし、第2セットでは、ファーストサービスが入った20本中16本をポイントに繋げたウォズニアキが2度のブレークに成功してセットカウント1-1にする。
勝敗がかかる第3セットでは、クズネツォワのミスが目立ち、第4・第6ゲームでブレーク。最後はクズネツォワのバックハンドがネットにかかり、ウォズニアキが2時間13分で逆転勝利をおさめた。
準々決勝でウォズニアキは、第10シードの
A・ペトコビッチ(ドイツ)と対戦する。
世界ランク5位のウォズニアキは、過去のグランドスラムで全米オープンで2度決勝に進出しているが、タイトル獲得には至っていない。
さらに全豪オープン、全仏オープン、全米オープンでは8強入りを果たしているが、ウィンブルドンだけベスト8進出を前に敗退している。
今季のグランドスラムでは、全豪オープン、全仏オープン共に2回戦で敗れて早期敗退を喫している。
また、同日行われたシングルス3回戦では、第9シードの
A・ラドワンスカ(ポーランド)が第8シードの
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)を、第10シードのペトコビッチが
C・バンデウェイ(アメリカ)を下し、8強入りを決めた。
しかし、第7シードの
E・ブシャール(カナダ)は
B・ベンチッチ(スイス)と対戦し、4-6, 0-3となったところで途中棄権を申し入れて姿を消した。
昨年のウィンブルドンで四大大会初の決勝進出を決めたブシャールだが、ウィンブルドン前に不安を残す結果となった。
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