女子テニスツアーのAEGONクラシック(イギリス/バーミンガム、芝)は21日、シングルス決勝が行われ、第4シードの
A・ケルバー(ドイツ)が第6シードの
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)に6-7 (5-7), 6-3, 7-6 (7-4)の逆転、大接戦を制して大会初のタイトルを獲得した。
【会場でしか買えない 全英タオル】この試合、どちらが勝ってもおかしくない戦いだった。
第1セットからタイブレークにもつれ込む接戦、どちらも譲らない展開だったが、ケルバーはプリスコバに押し切られ、このセットを落としてしまう。
第2セット、ケルバーはプリスコバを左右に揺さぶって試合の主導権を握り、2度のブレークに成功して1セットオールにする。
勝敗を決める第3セット、またもタイブレークに突入するが、ケルバーはファーストサービスを88パーセントと高い確率で入れて流れをつくりあげ、最後はプリスコバのレシーブがネットにかかり、ケルバーは2時間16分の大接戦を制して優勝を手にした。
ケルバーとプリスコバは過去に4度対戦しており、対戦成績は2勝2敗となっている。ケルバーは、今回勝利したことで対プリスコバ戦の連敗を止めた。
過去同大会でケルバーは、2007・2010年の3回戦進出が最高成績だった。
今季は4月のファミリー・サークル・カップで初のタイトルを獲得、その後のポルシェ・テニス・グランプリで2大会連続優勝を果たした。
■関連ニュース■
・第4シード 連敗ストップなるか・ケルバー「ポジティブに捉えてる」・ケルバー「最高の試合の1つ」
■最新ニュース■
・西岡 2週続けて最高位更新・快進撃見せた準Vが最高位・錦織の全英にチャン帯同せず