男子テニスツアーのゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハーレ、芝)は20日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク45位の
A・セッピ(イタリア)は第2シードの
錦織圭(日本)と対戦。しかし、第1セットの第5ゲームを終えた時点で、左足ふくらはぎの痛みを訴えた錦織の途中棄権により、セッピは思わぬ形で決勝進出となった。
【会場でしか買えない 全英タオル】準々決勝でも対戦相手の途中棄権で、セッピは労せず勝利を手にしていた。そのため、2試合連続の対戦相手棄権による決勝進出となった。
準々決勝では第4シードの
G・モンフィス(フランス)が右膝の負傷により棄権を申し入れていた。
決勝でセッピは、3連覇を狙う第1シードの
R・フェデラー(スイス)と対戦する。
「こんな経験は初めてだから、これが決勝にどんな影響を与えるかは明日にならないとわからない。彼(フェデラー)との対戦成績は1勝11敗だったと思う。自分が優勝するとは思われてはいないだろう。」と、セッピはコメントしている。
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