男子テニスツアーの下部大会であるAEGON・イルクリー・トロフィー(イギリス/イルクリー、芝)は16日、シングルス1回戦が行われ、先日の世界ランキングで自己最高位の142位に浮上した
西岡良仁(日本)が同166位の
N・デセイン(ベルギー)を7-5, 6-4のストレートで下して2回戦進出を果たした。
試合を通して、西岡良仁はデセインに3度のブレークを許すも、自身は5度のブレークに成功。ファーストサービスの確率は56パーセントと決して高い確率ではなかったが、持ち味である粘りのあるプレーでデセインを抑え、1時間32分で勝利した。
現在19歳の西岡良仁は、先日行われた全仏オープンでは、予選3試合を勝ち抜いて全仏初の本戦出場を果たした。
1回戦で当時世界ランク4位の
T・ベルディヒ(チェコ共和国)に、世界トップレベルの力の差を見せつけられストレートで敗れるも、試合後自身のフェイスブックでは「とても大きな経験になりました。これからに生かしていきたいです。」と前向きなコメントを投稿していた。
2回戦で西岡良仁は、第4シードの
A・クズネツォフ(ロシア)と対戦する。
また、同日に行われた1回戦には
守屋宏紀(日本)も出場していたが、B・アレックスに2-6, 0-6のストレートで敗れ、初戦敗退となった。
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