テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は2日、男子シングルス準々決勝が行われ、四大大会初優勝を狙っていた第5シード
錦織圭(日本)は第14シードの
JW・ツォンガ(フランス)に1-6, 4-6, 6-4, 6-3, 3-6のフルセットで敗れ、大会初・四大大会2度目のベスト4進出とはならなかった。試合後、錦織はツォンガ戦を振り返り、今後についても語った。
風が強い中行われた準々決勝、10本のサービスエースと44本ものウィナーをツォンガに決められた。ツォンガの強烈なフォアハンドを封じようとバックハンド側にボールを集めるも、第1・2セットで冷静さを失った錦織は、打開策を見つけることが出来なかった。
「彼(ツォンガ)はサーブが特に良かったですし、フォアで両サイドにどんどん打ってきた。」と、錦織。
続けて「今日は最初の出だしが悪く、その中でなかなか突破口を見つけられなかったので、そうゆう冷静さだったり、集中力っていうのが、もうちょっと必要かなと思います。」と、今後は技術面に加えて、冷静さや集中力などへの課題も見つけていた。
今回が6度目で、錦織はツォンガとの対戦成績を4勝2敗とした。
全仏オープンが終わった錦織、ウィンブルドンで再びグランドスラム初優勝へ挑戦する。
(コメントはWOWOWから抜粋)【錦織圭 全仏オープン戦歴】
<2015年>
・1回戦 勝利
P・H・マチュー(フランス) 6-3, 7-5, 6-1
・2回戦 勝利
T・ベルッチ(ブラジル) 7-5, 6-4, 6-4
・3回戦 勝利
B・ベッカー(ドイツ) 不戦勝
・4回戦 勝利
T・ガバシュビリ(ロシア) 6-3, 6-4, 6-2
・準々決勝 敗退 JW・ツォンガ 1-6, 4-6, 6-4, 6-3, 3-6
<2014年>
・1回戦 敗退
M・クリザン(スロバキア) 6-7 (4-7), 1-6, 2-6
<2013年>
・1回戦 勝利
J・レヴィン(アメリカ) 6-3, 6-2, 6-0
・2回戦 勝利
G・ゼミヤ(スロベニア) 6-1, 5-7, 6-1, 6-4
・3回戦 勝利
B・ペール(フランス) 6-3, 6-7 (3-7), 6-4, 6-1
・4回戦 敗退
R・ナダル(スペイン)(スペイン) 4-6, 1-6, 3-6
<2011年>
・1回戦 勝利
ルー・イェンスン(台湾) 6-1, 6-3, 6-4
・2回戦 敗退
S・スタコフスキ(ウクライナ) 1-6, 6-3, 3-6, 6-7 (3-7)
<2010年>
・1回戦 勝利
S・ヒラルド(コロンビア) 2-6, 4-6, 7-6 (7-3), 6-2, 6-4
・2回戦 敗退
N・ジョコビッチ(セルビア) 1-6, 4-6, 4-6
<2008年>
・予選1回戦 勝利 J・M・アラングレン(アルゼンチン) 1-6, 6-3, 6-2
・予選2回戦 敗退
S・グロイル(ドイツ) 2-6, 5-7
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