テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は2日、女子シングルス準々決勝が行われ、2008年全仏覇者で第7シードの
A・イバノビッチ(セルビア)が第19シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)を6-3, 6-2のストレートで下し、7年ぶりのベスト4進出を果たした。イバノビッチは、2度目の優勝まであと2勝とした。
両者は今回7度目の対戦となり、今回の勝利によってイバノビッチは対スイトリナ戦を7戦全勝とした。
試合を通して、イバノビッチは終始試合の主導権を握り、ファーストサービスが入った時77パーセントの確率でポイントを獲得してスイトリナに隙を与えないプレーを披露。第1セットで1度のブレークを許すも、自身は4度のブレークに成功し、ベスト4進出を決めた。
世界ランク7位のイバノビッチは、2008年の全仏オープンで次々とシード勢を下し、自身初となるグランドスラムでのタイトル獲得を果たし、その後の世界ランキングでは1位へのぼりつめた。
2度目の優勝を狙うイバノビッチは、第2シードの
M・シャラポワ(ロシア)を破った第13シードの
L・サファロバ(チェコ共和国)と準決勝で対戦する。
また、イバノビッチはプライベートで、サッカードイツ代表でキャプテンのシュバインシュタイガーと交際しており、今大会も応援に来ている。
>>全仏オープン女子ドロー表<<
■関連ニュース■
・イバノビッチ7年ぶり8強・イバノビッチ 若手21歳に3連敗・イバノビッチ 東レ初優勝
■最新ニュース■
・リー出産 「ようこそアリサ!」・修造感涙「心を打たれた」・アウェー戦、錦織「見失った」