テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は1日、女子シングルス4回戦が行われ、大会2度の優勝を誇る第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)が22歳
S・スティーブンス(アメリカ)とのアメリカ勢対決を1-6, 7-5, 6-3の逆転で制し、ベスト8進出を決めた。
両者は今回が5度目の対戦となり、セリーナはスティーブンスとの対戦成績を4勝1敗とした。その1敗は2013年の全豪オープン準々決勝。
セリーナは今大会、1回戦ではストレート勝ちをおさめるも、2・3回戦は1セットダウンから逆転勝利と、苦戦しながらも勝ち上がってきていた。
この試合、第1セットでセリーナはミスを連発し、このセットをあっさり落とす。しかし、ここから立て直したセリーナが女王の意地を見せつけ、またもフルセットの接戦を制し、3試合連続で逆転勝利をおさめた。
過去同大会でセリーナは、2002年に大会初優勝を飾っており、その後2013年に決勝で
M・シャラポワ(ロシア)を下して2度目のタイトル獲得を果たしている。今回は大会2年ぶり3度目の優勝を狙う。
一方、女王セリーナに敗れたスティーブンスは、今大会の1回戦で第15シードの
V・ウィリアムズ(アメリカ)を撃破、2回戦で
H・ワトソン(英国)、3回戦で
T・ピロンコバ(ブルガリア)に勝利しての勝ち上がりとなっていたが、女王セリーナを破ることは出来なかった。
>>全仏オープン女子ドロー表<<
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